何気なく手に取った雑誌で目に留まった「孤独と孤立」の記事。
両者は似ているのですが、「孤独」とはひとりぼっちと自分が感じる精神的な状態、そして「孤立」とは社会との繋がりや助けが少ない状態を示すものらしいです。つまりは「主観的」「客観的」の違いらしい。
私はどっち??
シングルで、子供も巣立って一人暮らしの私。
確かに一人暮らしだけれども働いているので「孤立」ではないか・・・。
それなら「孤独」はどうか。趣味のスポーツジム通い、気晴らしの温泉巡りもあって「孤独」を感じることもない。お陰様でそれなりに充実した日々を送れています。
でもそれは今、健康であるから言えることで、今後身体的に衰えて不自由さが出たとき
どうなんだろうと想像すると「孤独」と「孤立」が隣り合わせであることに気づきました。
家族形態も時代とともに変化し、3世代同居なんて遠い昔の話ですし、その時代に戻りたいとも思いません。
ただ、今を精一杯生きて健康に気を付けて一日一日を大切に過ごすこと、そして友人関係、地域のコミュニティなどとの関わりにも目を向けて生活することの重要さに気づかされた1ページでした。
投稿者: 岡田 玉実
相続問題 遺言書がない場合
相続が発生すると相続人で遺産の分配について遺産分割協議を行います。
例えば、お父様は既にお亡くなりになっていて、そしてお母様が亡くなった時。
お子様方がいらっしゃる場合はその方々が相続人となります。
そのお子様方(相続人)で相続財産を誰がどれだけ貰うのかを話し合います。
話し合いで相続分が決まるとそれを文書にし、それぞれの相続人が文書に実印を捺印し
「遺産分割協議書」の成立となり以降は本書に沿って遺産を分配していきます。
効力の同じもので「遺産分割証明書」があるのですが・・・。
ある日突然、相続人間で話し合いもなされないまま、一人の相続人が全て相続する旨の遺産分割証明書に署名・捺印をして送り返すよう指示された文書が送り付けられることがあります。とんでもないことなのですが実際にあるのです。
「絶対に印鑑を押してはダメ!!!」 押したら最後、記載内容の通りに処理されます。
そもそも話し合いもしていないのに、どうして遺産分割証明書を送りつけてくるのか
本当、意味わかりません。
この書類のみならず、他の書類でも納得できないものには絶対に署名、または印鑑を押すことは危険です。不安に思った時は必ず専門職へ相談をしてください。
夏季休業のお知らせ
誠に勝手ながら、弊所では下記の期間につきまして夏季休業とさせていただきます。
期間中はご不便ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
夏季休業期間:2024年8月13日(火)~8月16日(金)
相続、ご相談ください!
行政書士の主な業務である「相続業務」。
ご依頼があると、被相続人の出生までの戸籍を調査し相続人を確定します。相続人が確定しますと相続財産を確認し、次に相続人全員で遺産分割協議を行います。
相続財産の中に不動産があった場合は司法書士の先生へお願いし相続人への登記をお願いします。
と、文字に起こすと簡単なようなのですが。
例えば相続人を確定するだけでもなかなかな作業です。何と言っても戸籍を読めないと話にならないのですが、古い戸籍は手書きされており、加えて達筆に書かれているため読むのに一苦労です。
また、遺産分割協議においては、相続人の関係が円満であれば良いのですが実際には何らかのご事情を抱えていらっしゃる方が多いように見受けられます。
相続業務は一連の流れのようなものはあるのですが、ご依頼者の方のご事情によって柔軟な対応が求められる難しい業務でもあります。
しかしながら、最も難しいことは、「行政書士は代理人であってはならない」ことです。
ついご依頼者様のご意向を優先しがちになるのですがこのことは肝に銘じて取組んでいます。
焦りました・・・。
区分所有建物(マンション)の売買では記載事項証明書、建築計画概要書なる書類が必要な場合があります。この書類は役所へ申請をして取得するものなのですが、この申請手続き、実は苦手なのです。
役所に設置されているパソコンを操作しパソコン上で必要事項を入力して該当物件を探しだし,確定後に窓口で申請をするのですが、毎回スムーズにいかず周りの人が(間違いなく不動産業者の方々)、手続きを終え去っていく中で一人汗を掻きながらパソコンの画面と闘っています。
昨日久しぶりに(半年ぶりくらい)この手続きに行ったのですが、見事に操作方法が頭からふっとんでしまっていました。「ヤバイ、出来ない・・・」
恥ずかしさを押し殺して、「あの・・・すみません。」と白旗を掲げて窓口の方へ・・・。
役所の方は本当に親切で優しく、お忙しいのに嫌な顔もせずに丁寧に教えていただきました。(本当に申し訳ありません!!)
私も人には親切にしよう!!無事に手続きを終えて事務所へ戻る道すがら改めて肝に銘じた一日でした。
学び直し
年齢的な言い訳はさておき・・・。日々、業務を行っていても法律的解釈や基本的なことを忘れてしまうことがあります。
そして仕事に取り組む上で一番怖いことは「慣れ」だと思っています。
行政書士事務所を開業する際の「不安」、「恐怖」は決して忘れてはいけないものとして、また
初心を忘れることなく定期的に専門書を読み返したり、開業時に勉強した講義内容を読み返してします。
何度も勉強したはずなのにドキッとする内容もあり、「読み返して良かった・・・」と思うこともしばしば。
子供の頃、親によく言われていた言葉があります。基礎が不完全な場合、その上にどれだけ積上げてもいつかは必ず崩れる。一時的には良いように見えることもあるかも知れませんが。
日々の勉強の積み重ねが自分自身の基礎固めです。
本の世界 活字の魅力
本を読むことが大好きです。職業的なこともあるのですが。
初めて海外旅行に行った時に日本語が恋しくてたまらなくなり、それ以降は必ず数冊の本を持って行くようにしています。「本」と言っても見るからに難しそうな実用書などではなく小説一筋です!
内容的には現代ものも好きなのですが江戸時代の商人や町人の生活を描いたものが大好きで一気に読んでしまします。
時代は変わっても人を羨む気持ち、憎む気持ち、悲しい気持ちは変わらないもので、今ある自分自身の悩みにも通じるものもあります。「人って生きる時代は違っても想いは同じなんだ」と・・・。
本屋で本を探す時間もこれまた大好きで、軽く1時間はあっという間です。○○賞受賞作品も勿論面白いのですが、ひっそりと積まれている本が意外?と面白く何年経っても読み返す宝物のような本もあります。
絵もない活字だけなのにその世界に入り込んでしまう。登場人物と同じ気持ちになって時には涙をし元気ももらえる。
今日も活字依存症のように本を読み漁っています。
冬季休業のお知らせ
誠に勝手ながら、下記日程を冬季休業とさせていただきます。
2023年12月29日~2024年1月8日
休業期間中にいただいたお問合せにつきましては、営業開始日以降にご対応させていただきます。
ステップアップの第一歩
この度、CFP®認定者となりました!!
この資格は「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言われるものです。試験の難易度もさることながら認定後も規定の単位取得が義務付けられ学習の継続が必須の資格となっています。
もちろん、FP(ファイナンシャルプランナー)としてここまでの資格は必要ないと言う人もいます。
けれども多くの「知識の引き出し」を持つことはプラスであっても決してマイナスとなることはありません。
これまで20年弱の期間、不動産売買に携わってまいりましたが「家を売ること・買うこと」は単純に「売買」ではなく今後の人生にも関わること、そして住宅購入後の生活設計の見直し、お子様の教育資金の準備、ご本人様の老後資金のこと・・・。多くの事項が絡んできます。
また、行政書士として経営者の方とお会いする機会もあり、事業承継も踏まえてトータル的な知識は必要不可欠でもあり、今後はこの資格取得を以てよりご依頼者様のお役に立てるよう取組んでまいります。
人に頼ること
一昨年、左の足首を骨折しまして、約1ヶ月の間、不自由な生活を送ったことがあります。
それほど重傷ではなかったのですが、それでも足を引きずっての電車通勤はなかなか辛かったものです。
最初は、怪我をしていることを隠して通勤をしていたのですが駅のホームで怪我をしていることを知らない周囲の方々が通常のスピードで迫ってくることに恐怖を覚え、翌日からはグルグルに巻いた包帯を表に出し「怪我しています!」とアピールをしましたところ、座席を譲って下さったり通路を開けて下さったり他人の優しさを身に染みて感じました。
私自身、若い頃から困った時辛い時など、変なプライド?のようなものが働いて隠す癖があったのですが人間生きていれば落ち込むこともありますし、八方塞がりになってしまうことだってあります。そんな時は自分一人で悩まずに周囲に助けを求めても良いのです。話を聞いてもらうだけでも解決の糸口は見つかりますよ。
骨折の治療中、我慢していたスポーツジムでのランニング(こっそり筋トレだけには通っていましたが)。
病院からOKが出た日は嬉しくて嬉しくて即、ランニングを開始しました!
健康に感謝できた良い経験です。